コインチェック不正送金を情弱目線で考える。

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こんにちわ三太郎です。

 

先日コインチェックより当時レート計算で580億円相当のNEM(ネム)がハッキングによって流出した事件。
この件について情弱の私から感じた目線で書いてみようと思うよ。
※私意が存分に含まれておりますのでご容赦くだされ。
ちなみに私自身はコインチェックにたまたま資産は預けていなかったため特に被害は無かったです。

 

コインチェックNEM不正送金のざっとした流れ


1.NEMの入出金と売買が一時的に停止される
2.コインチェックのアドレスから数百億円規模の送金がある事が判明しツイッター等でハッキングかと騒然とする。
3.コインチェックの日本円を含むすべての通貨の入出金と売買が停止される。
4.コインチェックの記者会見によりハッキングされた事実が確定する。
5.NEMの保有者全員に、日本円で返金するとの補償方針が発表される。

現在は補償方針が発表され若干落ち着いた様子を見られますが、
完全に私の感覚ですが、コインチェックの早い対応、補償内容に称賛の声があり、
逆に仮想通貨を自分で管理していなかった事を責める空気かなと。
なぜこんな感じの空気になったかちょっと考えてみたよ。

 

 

暗号通貨、仮想通貨、どちらの感覚で参入したかによって捉え方が変わる

 

暗号通貨の特徴を情弱なりに解説してみるよ。

トラストレス、信頼できる第三者の存在が不要(中央管理がいない)な通貨。
どういうことかと言うと法定通貨の場合国が発行するため国の信頼があってこそ通用する通貨です。
暗号通貨の場合その信頼できる第三者の存在がいなくても通用する通貨。
なぜそんなことができるかというとブロックチェーンの技術のおかげ。
簡単にいうとユーザー間の取引情報を正確に記録をし、尚且つ中央管理している訳ではなくネットワーク上に分散して管理しているため攻撃、改竄をする事が非常に難しい。
この技術によって信頼できる第三者の存在がいなくても通貨として通用するのです。

 

仮想通貨の特徴を情弱なりに解説してみるよ

仮想通貨、ぶっちゃけ暗号通貨の言い方が変わっただけです。でもこの言い方が変わった時期に入ってきた人は若干感覚が違うように思います。
仮想通貨という名称はいわゆるビットコインが何倍になったとかアルトコインが何倍になったというトラストレスや、ブロックチェーンの技術というよりは投資、投機目的で紹介する際に使われる事によって広まったと思います。
ちょっとおもしろいグラフを見せます。

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これはグーグルトレンドで暗号通貨、仮想通貨で検索した結果です。
暗号通貨の検索はあまり変わりませんが仮想通貨は下半期に人気度グっとあがります。
そしてこれはビットコインの価格上昇のチャートと一致するんですね。

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 つまりまだ暗号通貨と呼んでいた2017年頭頃から触れていた人はトラストレスや技術の仕組みがちゃんと頭に入っており、その技術に魅了され投資をしている人が多い印象です。
そのため「中央管理がいないんだから自分で通貨を管理するのは当たり前」という自己責任論が多いのかなと。

 

ウォレットに入れない人が多いのはなぜ?

完全な私意ですが書いてきます。

仮想通貨という言葉が一般的になった際に参入した勢は技術に魅了されて投資しているわけではなく値上がりに魅了されて投資しているためトラストレスや技術云々の事は二の次です。

そして元々他の投資を経験している人が多くその感覚で仮想通貨を扱ってる人が多いかと思われます。

たとえば元々株を投資していた人なら購入した株を株券をわざわざ自分の手元に置く事はしないし、FXをしていた人なら、購入した通貨をわざわざ自分の手元に置くという事はしないですよね。というより不可能です。

購入した仮想通貨をウォレットに入れるという行動に馴染がなく、

投資目的の場合わざわざウォレットに入れる出すという行動が非常に不便です。

そして証券会社、FX取扱会社がハッキング、クラッキングされる可能性が低く資金をそのまま置いておく感覚になれてしまっている。つまりトラストレスという中央管理がいない事がメリットであるはずの暗号通貨でコインチェックを信頼できる第三者の存在として見てしまっている人が大多数いるためにウォレットに入れない人が多かったのではないかなと。

 

 

 

 コインチェックに称賛の声があるのはなぜ?

今回記者会見で今後の対策については検討中であるとの回答が多く、

具体的な今後の対応についてはわかりませんでした。

この事により破綻してしまうんではないか資金が返ってこないのではないかという憶測が広がり絶望を感じている人が多かったと思われます。

しかし翌日には不正送金されたNEMを補償するという補償方針が発表されたため、

資金が無くなってしまうという絶望が返金されるという希望に変わりました。

よく考えればNEMを低い価格で強制決済されているので文句も多くなりそうなものですが、そのような空気はあまりできず、どちらかといえば対応の早さと資金が返ってきて感謝する声さえありました。これはなぜでしょう?

おそらくこれはゲインロス効果が非常に有効に反映された結果ではないかと思います。

ゲインロス効果とはマイナスな情報を先に提供しその後プラスな情報を与えると評価が上がる心理の事です。

ヤンキーがちょっとでもいい事をするとこの人本当はいい人なんじゃないかと思っちゃうアレです。

そこに暗号通貨勢がトラストレスの自己責任論を持ち出し仮想通貨勢(投資目的)の叩きの流れが出来たのかなと思ってます。

 

しかし油断できないのはコインチェックはまだ補償する期日を発表していないので、

ちゃんと手元に現金が戻ってから喜んだ方がいいかもしれません。

ハローゲイン(ゲインロス効果の逆)になる可能性もまだありますので…

 

でも今回の件で投資目的の仮想通貨勢(私もですけど)も自己管理の重要性を改めて考えさせられる事になったかと思います。

 

以上でーす。